はじめに
本記事は推しコンプレゼン2023 Advent Calendar 2023 の参加記事です。
12/5あまりに突然の訃報だった。たしかに食道がん治療という報道はあったが、彼なら元気に戻ってくると思っていたが、太陽をつかんでしまった。
11/26に亡くなっていたという話だった。確かに彼は酒は飲み続けタバコも辞めない、実に典型的なロックな人生を送っていたと思う。
改めて、その彼、チバユウスケの歌った曲を紹介していきたい。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
デビュー曲がよりにもよって世界の終わりなるタイトルである。この頃から揃って仕立てたスーツ衣装は変わらない。
また彼のがなりたて具合も弱く、ちょっとしゃがれてるかな、という具合である。
世界の終わりといったらこれだ。私にとっては。
やっぱりライブバージョンを聞いてほしいというのがある。CD版より速いがこの速さが私には染み付いている。
ちなみにこの頃のチバは概ね「音がでていようがいなかろうがギターを弾きながらのほうが歌うのにリズムが取りやすい」という意味の発言をしており、ギターからは音が出ていないことも多い。
こちらはCD版。
太陽をつかんでしまった。アベフトシもすでに太陽をつかんでしまった。
Mステに出たときのやつ。CD音源の速度だ…と放送を見て思った。
んでその時のt.A.T.u.出たくねえ事件のときに2曲目として演奏されたのがこれ。
個人的に一番好きなので置く。絶妙な哀愁を醸し出すリフがたまらない。
ラストシングル。個人的には大変思い入れがある。
ROSSO
残念ながらこの時期は公式音源がなく紹介のしようがない。CDの紹介に留めさせてほしい。
ただこのあたりの在庫があるのか怪しい。再販を希望するが…
The Birthday
www.youtube.comカレンダー・ガールといえばこれ。だと個人的には思う。
The Birthday初期の絶妙なしゃがれ方がたまらない。
ROSSOからはチバはギターから音を出すようになり、ギターボーカルとしての活動が増えていく。
こちらも初期なのだがすさまじいガナリ具合である。
ミドルテンポ楽曲での絶妙なフィーリング。
この時期からギタリストが交代。イマイアキノブ→フジイケンジ(元My Little Lover)が加入。明らかにギターサウンドが異なっているあたりもお楽しみ頂きたい。
大変話題になった『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌も彼らの担当であった。
まさかの起用に大変驚いたのを覚えている。
円熟味を更に増したチバの歌声が大変魅力的である。
おわりに
彼が音楽史にこれ以上新しいものを残すことはないし、どのバンドも活動を終了する/しているため、もはや生で聴くことはできない。
ただ、それでもこれだけ素晴らしいミュージシャンがいた、ということは、覚えておいてほしい。そして、愛聴してほしい。